2012年12月21日

『魔法少女育成計画 restart(後)』遠藤浅蜊



ひたすらに激化していく、囚われの魔法少女たちによる生き残りゲーム。残酷かつ一方的なルールの下で、少女たちは迷い、戦い、一人また一人と命を落としていく。警戒すべきは姿の見えぬ「マスター」か、それとも背後の仲間たちか。強力無比な魔法が互いに向けられる時、また一人新たな犠牲者が生まれる――。話題のマジカルサスペンスバトル、第二幕の完結編!最後まで生き残る魔法少女は、いったい誰なのか!?コミカライズも決定した話題作です。


後編も読了
前作も良かったけど、今回のrestartはそれ以上の出来だと思う

ゲームマスターの思惑、魔王と目される者達の思惑
それぞれの魔法少女達の能力に、ふとした出来事
現実世界での彼女達自身、果ては前作にあたる魔法世界の不祥事

すべてが伏線となっていて無駄がない
そしてそれら無数の伏線が至って自然に回収されていく

そのように作品の構成面が非常に美しく仕上がっているが、
ストーリー面についても申し分のない面白さである

前編からの流れで序盤は犯人探しのミステリー
中盤からはそこにいよいよバトル要素も加わって、
少女達それぞれの魔法特性をフルに使った闘いは
みんなチートじゃねぇか、と思わずにはいられない

ホントこの中盤以降は、闘いの様相だけでなく、
物語が核心に迫るに連れて、二転三転と変化を見せて
最後まで気が抜けない

また、登場人物達も丁寧に描かれていて大変魅力的である
16人からいる魔法少女ひとりひとりについて、
普段の立ち回りや言動から、それぞれの個性が
読者にちゃんと伝わってきて愛着も持ちやすい

そして、そんな娘があっさりと殺されちゃったりするのも
この作品の大きな魅力なんじゃないかなと (←アブナイ発言だなぁw)

とにかく、読み応えある作品、気骨ある作品を求める方に
安心してオススメできる一品です
タグ:読み物
posted by ヌマ at 00:10| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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